【凡例より】
一、本巻は、平凡社刊『茶碗』全五冊(中国・安南、朝鮮一、朝鮮二、日本一、日本二)のうち、「日本二」とする。
一、原色図版は、原則として側面と高台を、見開きで掲載したが、見込みに特にみるべきものある場合には、側面の代わりに見込みを使用した。
図版配列の順序は、古来知られたものを先にしたが、品等による位づけは行なっていない。
一、かなづかいは、引用文を除いて、新かなづかいとし、用字は、固有名詞、専門用語のほかは当用漢字、当用略字によった。
【目次より】
楽 長次郎 黒 銘 大黒 重要文化財 楽長次郎 楽焼
長次郎 黒 銘 東陽坊 重要文化財
長次郎 黒 銘 桃花坊
長次郎 黒 銘 あやめ 熱海美術館
長次郎 黒 銘 まこも 藤田美術館
長次郎 黒 銘 北野 大名物
長次郎 黒 銘 ムキ栗
長次郎 黒 銘 俊寛
長次郎 黒 銘 一文字
長次郎 赤 銘 早舟 畠山記念館
長次郎 赤 銘 無一物 中興名物 重要文化財
長次郎 赤 銘 太郎坊
長次郎 赤 銘 二郎坊
長次郎 赤 銘 道成寺
楽 道入 黒 銘 升 楽道入 のんこう ノンコウ ノンカウ
道入 黒 銘 千鳥 藤田美術館
道入 黒 銘 あら磯
道入 赤 銘 是色
道入 赤 銘 虹
道入 赤 銘 巴
本阿弥光悦 白 銘 不二山 国宝
光悦 黒 銘 時雨
光悦 黒 銘 雨雲 重要文化財
光悦 黒 銘 七里 五島美術館
光悦 黒
光悦 赤 銘 毘沙門堂
光悦 赤 銘 雪峰 畠山記念館 重要文化財
光悦 赤 銘 乙御前
光悦 赤 銘 加賀光悦
光悦 飴 銘 紙屋
唐津 銘 三宝 一名 是閑唐津 重要文化財 唐津焼
唐津 銘 中尾
唐津 銘 真蔵院
唐津 銘 深山路
唐津 銘 糸屋
唐津 銘 ねのこ餅
瀬戸唐津 藤田美術館
瀬戸唐津
絵唐津
絵唐津 出光美術館
彫唐津
萩 銘 白雨 萩焼
萩 銘 みよしの
萩 銘 大との
高取 高取焼
薩摩 銘 野々宮 薩摩焼
信楽 銘 水の子 根津美術館 信楽焼
信楽 銘 花橘
朝日 胴紐 朝日焼
朝日 銘 老浪
野々村仁清 扇流し
仁清 うろこ波
仁清 波に三日月 東京国立博物館
仁清 片男波
仁清 金銀菱 熱海美術館
仁清 金銀花菱
尾形乾山 滝山水
乾山 やり梅
解説 小山冨士夫 田中作太郎 林屋晴三 藤岡了一 満岡忠成
概説 田中作太郎
全作品の寸法比較表(名称・高さ・口径・深さ・高台外径・高台高さ・重さ)
【作品解説より 一部紹介】
長次郎 黒 銘 大黒 重要文化財
高さ8.5cm
口径10.7cm
高台外径4.8cm
同高さ0.8cm
大黒は東陽坊(黒)、木守(赤)、早舟(赤)とともに、利休銘七種茶碗と称されているが、七種の写しが一入の手によって、作られていることから推測すると、一入時代、すなわち江岑、随流の時代には、これらの茶碗が、数多くの長次郎茶碗の中でも、利休好みの代表作として、典型的な作ぶりのものとされていたことを物語っている。ちなみに同書所載の長次郎焼は、他に「早舟」一碗のみである。作ゆきは、七種茶碗とされていることによってもわかるように、典型的な利休好みの茶碗であり、現存の茶碗では、「無一物」と類似した形姿で、質朴温和、いささかも作為をあらわさず、しかもいいしれぬ量感を備えている。茶道具 抹茶茶碗 干支 辰、仁清 雲龍、干支茶碗、京焼 田中万祥作、桐共箱 新品。
高台は口径に比して、やや小ぶりで、あまり高くなく、どちらかといえば、つつましく削り出されている。手づくねとしては、製作技術の上からは必要としない兜巾だけに、これはあくまで高台の様を考慮しての作為であったと考えられる。
総体に黒楽釉がかかっているが、ことに外側の釉がかりは、長次郎茶碗として比較的なめらかで、独特の飴色をおびた黒釉がよく溶けている。内側は長年の茶渋なども付着し、また使用中にもかせたのであろうが、見た目には、艶は全く失われ、マット調のかっ色の釉膚をしている。
高台畳つきの一部の釉が欠失し、そこにいわゆる聚楽土が、あらわに現われている。ff20-7453[GGG] 加藤幸兵衛 幸兵衛窯 赤絵四方皿 五客 共箱 懐石道具。【茶道具】名陶工 如拙庵 須田祥豊 色絵 扇流し茶碗 淡々斎箱書付 四方桟桐共箱 白布 裏千家 保証品。<最終値下げ>青木木米 摸志野茶碗 味わいのある逸品 希少な共箱 m407。◆秋峰 色絵草花茶碗 久田流十二代 尋牛斎 花押◆b449。桃山~江戸時代 瀬戸黒茶碗 瀬戸黒 瀬戸焼 古瀬戸 美濃焼 茶碗 茶道具。【真作保証】■ 高橋道八 ■ 色絵銀彩 波濤に鶴旭日文 茶碗(箱無) <230724025>。茶道具 抹茶茶碗 乾山写 紅葉絵、京焼 中村秋峰作、桐共箱 新品。ことに内部見込みは、全く剥落してしまって、赤い素地膚があらわである。
高台畳つきの、およそ半分は素地があらわになり、長次郎茶碗としては珍しく、くっきりと目あとが五。。初代小川長楽 黒平茶碗 楽茶碗 馬盥「茶道具・抹茶茶碗」共箱 【真作保証】 送料無料。神楽窯 清水公照 塩筒茶碗 趣ある姿の逸品☆c571。【八八八】平安 橋本美峰 色絵 冠鶴 茶碗 ◆共箱 共布 茶道具 抹茶碗 【d-004】。※即決※ 永楽善五郎 染付冠手茶碗★味わいのある絵付け★u572。いわば腰のあたりから、撫で角の四方になっていることを除けば、その形状は、けっして作為の強いものではなく、いたって素直に、尋常に作られた茶碗といえる。。504022 【 ほぼ未使用 茶道具 平安 祥悦造 赤楽 茶碗 写 長人作 陶印 共箱 】 検) 煎茶道具 茶事 茶会 茶器 茶具 お点前 和物 来客 ⅰ。ことにこの茶碗の場合は、あくまで印つきを見せるために、土見せにしたことは、土見せの部分に、少しも装飾的な作為のうかがわれぬことからもうなずける。所に、黒釉がくっきりと付着しているのも、ノンコウの土見せ茶碗の特色の一つといえる。釉膚は厚く、しかも非常によく溶けて、漆黒の訟が出ている・また裾の釉がかりの薄いところは、飴色をおびている。
内箱は桐白木・蓋裏に、覚々斎原旻によって、「黒のんかう ます 茶碗 左(花押)」と書き付けされている・伝来は、大阪の町人くけ屋の所持で、その後、東京の赤星家の蔵となり、大正六年六月、赤星家第一回入札のとき、六万七千円という高額で、大阪の磯野良吉氏に落札し、巷間をにぎわせた茶碗である。是閑という名称は、中尾是閑という医師があり、この人が所持していたからだともいわれ、またこの人の好みで作られたとも伝えられるが、よるべき資料がないので、たしかでない。わずかに鉄分を含み、露胎の部分は、焦げて淡かっ色になっているが、茶渋でよごれ、暗かっ色になっている。。2 名品!!アンドシュプローデル 造 「焼き締め楽茶碗」検)楽吉左衛門直入。◆ 四代 清水六兵衛 蕪の絵 茶碗 ■ 共箱 陶印 ■ 茶道具 / 抹茶碗 / 煎茶碗 / 古美術品 / 清水 六兵衛 蕪 藤201。焼成はやや甘く、中性炎のため、枇杷色になったところもあるが、また還元ぎみで、青みをおびたところもある。形は柿の蔕ふうだが、井戸を思わせるような、どっしりとした重、しい茶碗で、唐津では群を抜く名碗というべきであろう。是閑唐津とは、其の色合が、少し赤味がかってたものであるが、固より、我が唐津焼では無い」という意見を述べているが、今日では是閑唐津を、唐津と見ない人はない。是閑唐津も、桃山末・江戸初期に作られたものだろうが、唐津のどの窯で作られたということは、はっきりとしない。
付属物は、
内箱 黒塗り 蓋表書き付け 金粉字形「是閑唐津 茶碗 三宝」
中尾唐津とともに、鴻池家に伝世したもので、唐津の名碗として知られている。この手は、おおかたの掘り出し唐津と違って、一品製作に成る、純然たる茶器生まれのもので、器格からして、通途の唐津とは格差がある。形には大小あるが、締まった小ぶりのほうが、古来、賞美されている。素地も赤みで、釉膚も総体枇杷色に上がり、釉掛かりに自然の濃淡現われ、あるいは釉なだれや、掛けはずしが諸所に見えて、すこぶる景趣に富んでいる。裾の土見には、引き目の細筋よく現われ、脇にぬたの残ったのも、かえって茶趣を加えている。見込みは、ふところゆったりとして、景も多く、釉膚は、かいらぎ状を呈している。五代 清水六兵衛 刷毛目鉢 共箱 未使用 茶道具 菓子鉢 懐石 京焼 a1625。楽吉左衛門 一入 楽茶碗 四代 赤茶碗 箱 検索:ノンカウ 吉左衛門 了入 樂 楽 表千家 宗左 徳川家 御庭焼 一元 光悦。佐々木松楽 一双 松楽造 赤楽 黒楽 茶碗 茶 臨済宗 大徳寺派 太玄和尚 前大徳寺 小林太玄 書付 茶道具 抹茶碗 楽茶碗 楽焼 京焼 共箱入。茶道具! 香菊 ☆色絵鉄線平茶碗☆ TZH627 新品 夏茶碗 抹茶碗 京焼 建水 蓋置 ギフト。茶道具 抹茶茶碗 乾山 流水に紅葉、 京都 山川嘉山作 化粧箱■新品■。【睦】黒楽筒茶碗 荒神窯 永吉渓滋造 黒楽 茶道具 抹茶茶碗 共布 共箱■。茶碗■寿月造 黒楽朱釉茶碗 銘 常窓家?常野 切り共箱 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。小西平内 太閤窯 ★ 黒楽 茶碗 ★ 共箱 仕覆 ★ 縁: 川喜田半泥子 ★ 山道が素晴らしい気品溢れる逸品 ★ 茶道具 ★ 有馬。茶道具 お稽古 おうち時間 抹茶6点セット(抹茶 抹茶碗 茶筅 茶筅休め 茶杓 抹茶の点て方説明書) 舞妓さん デザイン (碧釉茶碗)。楽十一代 慶入 香炉 彷歌窯 純銀 蓋 茶碗 二重箱 保証品。30552/○川崎和楽 楽焼 嶋台茶碗 共箱 抹茶碗 茶道具。(美術年鑑の評価額有)徳川家康は伏見城で豊臣秀吉に代わり天下の政治を執り行う・大槻磐渓・自筆「日本外史」茶道・1-B。真葛窯 宮川香斎(造) 常盤(松図)茶碗 共箱 未使用 茶道具 京焼 a1979。【八八八】七世 吉向松月 小浜雅俊氏 遺筆 福之字 茶碗 ◆共箱 黄布 茶道具 抹茶碗 【x-148】。龍喜窯 斗々屋茶碗 共箱 茶道具 現代工芸 陶磁器 美品 z3978k。◎茶道具 四代・諏訪蘇山 青瓷茶碗 桐共箱。桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君との御子・浮舟(大君/中の君と異母姉妹)と薫の君、匂宮の恋物語・自筆「源氏物語」東屋の原文/茶道8-B。永楽善五郎 十六代 即全 仁清写高砂茶碗 共箱!o329。茶碗■古い楽茶碗 鼠釉 お茶道具 抹茶碗 古京焼 古美術 時代物 骨董品■。A1379 初代 矢口永寿 古稀 作 安南 高砂 茶碗 共箱付 ☆ 茶道具 茶器 抹茶道具 茶懐石 茶事 抹茶碗 陶器 作家物 在銘 陶印 美品 良品 無傷。【骨董・茶道具】★清閑寺窯 杉田祥平 楽只軒印★★赤地金彩兎画茶碗 ej036xb.。赤楽茶碗『太郎坊』|長次郎|茶道具事典。 閉じる
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