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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「懸其所仕之車置諸廟」漢詩文の落款
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
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閉じる女三の宮の降嫁、復元模型
閉じる左が冷泉天皇、右が源氏の君の模型
閉じる2千円札の裏面/左が冷泉天皇,右が源氏の君
オススメ度 4.1点
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自筆「源氏物語」の「鈴虫(すずむし)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。
「鈴虫(すずむし)」の巻は、アメリカでは1個所、国立民族学博物館の貴重書として所蔵されております。
日本でも「国立民族学博物館所蔵『源氏物語』鈴虫として画像(カラー写真)が出版されており、出品原本と照合することができます。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。。茶碗■膳所焼き 掛分筒茶碗 淡海ぜぜ 陽炎園造 お茶道具 共箱 古美術 時代物 骨董品■。茶道具 抹茶茶碗 乾山 栗の絵、京焼 壱休窯 窪田常之作、桐共箱 新品。現在の今上天皇と系譜がつながっている。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。また、各巻ごとの書かれた年については不明。従って、応永五年とは、書き始めの年である。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。。茶道具 抹茶茶碗 干支 辰、仁清 雲龍、干支茶碗、京焼 田中万祥作、桐共箱 新品。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。
出品した「源氏物語」は鈴虫(鈴虫)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。「鈴虫」の巻名は、八月十五日の夜、源氏の君と女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)が贈答した和歌「おほかたの下記をぼうしと知りにしをふりすてがたき鈴虫の声」による。夏、蓮の花の盛りの頃に女三のが持つ持仏の開眼供養が行われた。御帳台を仮の仏堂としては質素なものだった。父・朱雀院(前朱雀天皇)や今上天皇からの心寄せもある。。ff20-7453[GGG] 加藤幸兵衛 幸兵衛窯 赤絵四方皿 五客 共箱 懐石道具。素敵な作品 平安京泉 馬場京泉 京焼 唐子文 茶盆 共箱(検索 茶道具 茶道 茶碗 小堀遠州 遠州好 表千家 裏千家)。【茶道具】名陶工 如拙庵 須田祥豊 色絵 扇流し茶碗 淡々斎箱書付 四方桟桐共箱 白布 裏千家 保証品。4229 小川裕起夫(三代・小川長楽)赤茶碗 無キズ 共箱。<最終値下げ>青木木米 摸志野茶碗 味わいのある逸品 希少な共箱 m407。小山富士夫(古山子)茶碗 昭和39年作 s572。◆秋峰 色絵草花茶碗 久田流十二代 尋牛斎 花押◆b449。<河井寛次郎 緑花碗 穏やかな和の味わいの名品> v435。桃山~江戸時代 瀬戸黒茶碗 瀬戸黒 瀬戸焼 古瀬戸 美濃焼 茶碗 茶道具。3 名品!!アンドシュプローデル 造「楽焼茶入」 フタ無し 黄瀬戸写し? 検)楽吉左衛門直入。【真作保証】■ 高橋道八 ■ 色絵銀彩 波濤に鶴旭日文 茶碗(箱無) <230724025>。藤井又右衛門蔵品 御茶道具 江戸時代 本如上人 手製 赤楽 茶碗 2重箱。茶道具 抹茶茶碗 乾山写 紅葉絵、京焼 中村秋峰作、桐共箱 新品。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。
《「源氏物語」鈴虫(すずむし)の巻》
《原本上部に「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に
煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷やかに)「白氏文集」の漢詩の落款が押捺・鈴虫の原文に引用されている。》
《御ことに》・・・・・こそ」とて、心もて草のやとりをいとへとも
なほすゝむしのこゑ(聲)そふりせぬなときこえ給ひて、
きむの御琴めして、めつらしく彈(き)たまふ。。楽吉左衛門十二代 弘入 黒 黒楽 楽茶碗 表千家十二代 惺斎 印。初代小川長楽 黒平茶碗 楽茶碗 馬盥「茶道具・抹茶茶碗」共箱 【真作保証】 送料無料。【茶】今井 政之 黄伊羅保 茶碗 文化勲章受章。神楽窯 清水公照 塩筒茶碗 趣ある姿の逸品☆c571。【梟】茶道具 赤膚焼 尾西楽斎造 刷毛目 茶碗 赤膚山 赤ハダ 時代 抹茶碗 抹茶茶碗 奈良 萩焼 古玩。【八八八】平安 橋本美峰 色絵 冠鶴 茶碗 ◆共箱 共布 茶道具 抹茶碗 【d-004】。茶道具 抹茶茶碗 掛分 「虎」、 京焼 秋峰窯 中村良二作。※即決※ 永楽善五郎 染付冠手茶碗★味わいのある絵付け★u572。茶道具 抹茶茶碗 色絵 七夕(たなばた)画 笹と天の川、京都 相模竜泉作、桐共箱 新品。
宮(・源氏の君の正室)は数珠(じゆず)を繰(く)る手を
思わずおとめになって、お琴の音にはやはりお耳を傾けていらっしゃる。
月が出て、まことに明るく美しいのもしみじみと思いをそそられるにつけて、
院(源氏の君)は、空に目をおやりになって、人の世のあれこれにつけ、
はかなく移り変る有様をお思い続けずにはいらっしゃれなくて、
いつもよりもいっそうしみじみとした音色にお弾きになる。。<瑞山 松原絵茶碗 堀内流十二代 兼中斎 宗完花押> v410。504022 【 ほぼ未使用 茶道具 平安 祥悦造 赤楽 茶碗 写 長人作 陶印 共箱 】 検) 煎茶道具 茶事 茶会 茶器 茶具 お点前 和物 来客 ⅰ。茶道具 抹茶茶碗 乾山写 鶴絵、京焼 中村秋峰作、桐共箱 新品。父朱雀院(前朱雀天皇)や今上天皇から盛大な贈物が贈られた。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。
《The Bell Cricket(鈴虫)》
"Although it has chosen to leave its grassy dwelling,
It cannot, this lovely insect, complain of neglect."
He called for a koto and treated her to a rare concert.
She quite forgot her beads.
The moon having come forth in all its radiance,
he sat gazing up at it, lost in thoughts of his own.
What a changeable, uncertain world it is, he was thinking.
His koto seemed to plead in sadder tones than usual.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《鈴虫》
秋气凄凉,出我意料之外。”便和云:
“心世俗,身似虫美音。”
吟取琴来,了美妙的一曲。三公主也停止了数念珠,
听琴声。此月亮出来了。源氏得明月,
光也很凄凉。望天空,回想世万事易无常之状,
其琴声比平更加哀怨了。
兵部卿王推想今夜六条院内照例必有管弦之会,
便来。。旧家蔵 佐々木松楽造 白楽茶碗 銀泥雲 印有 侘び茶 千利休 茶箱,短冊箱,口切~風炉の席,茶道,華道,和室に!炉 昭楽窯 貫入 箆目 胴締め。2 名品!!アンドシュプローデル 造 「焼き締め楽茶碗」検)楽吉左衛門直入。FH16 京焼 茶碗 竜谷窯 宮川香雲 大徳寺 小田雪窓 筆「龍」 共布・共箱 茶道具。◆ 四代 清水六兵衛 蕪の絵 茶碗 ■ 共箱 陶印 ■ 茶道具 / 抹茶碗 / 煎茶碗 / 古美術品 / 清水 六兵衛 蕪 藤201。茶道具 抹茶茶碗 色絵 山帰来(サンキライ)画、京焼 相模竜泉作、桐共箱 新品。正式な名は伊達貞子。左端の写真は「鈴虫の巻」末尾の拡大写真。
左上は、「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷ややかに)の印。左下は仙台藩の家紋印
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。)
「近衛基熙の肖像」
1番上の写真は、2000円札に描かれた国宝「源氏物語」鈴虫
2000年に発行された二千円札の裏には、この国宝「源氏物語絵巻・鈴虫」の第一段
の詞書と、第二段の絵が印刷されています。左が冷泉院(前冷泉天皇)右は源氏の君
2番目の写真は、2000円札に描かれた国宝「源氏物語」鈴虫(拡大)
3番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
4番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
「源氏物語」「鈴虫の巻」絵図、茶室関係資料
下記写真1段目右の写真は、国立民族学博物館所蔵「源氏物語」のうち「鈴虫の巻」(日本版)の表紙
1段目の左の2枚の写真は「鈴虫の巻」原本の1(上段)、及び原本の2(下段)・国立民族学博物館所蔵
上から2段目の写真は、「淡交」別冊(愛蔵版・№71 『源氏物語』特集)
上から3段目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例
(出品した自筆の「断層画像写真」(鈴虫の巻)MRI 38―8B
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。。茶道具 抹茶茶碗 乾山 栗の絵、京焼 壱休窯 窪田常之作 桐共箱■新品■。手塚祥堂 青磁捻梅水指 表千家 十三代 即中斎の花押がございます☆y569。C04835 陽炎園 セ〃焼安南写茶碗 久田宗也箱書:真作。T10992 唐津茶碗 銘 羽衣 大徳寺 瑞巌箱 331g:真作。江戸時代 瀬戸 茶入 茶道具。茶道具 抹茶茶碗 柿の絵、 京焼 壱休窯 窪田常之作 桐共箱■新品■。B17633 永楽即全 乾山写松竹梅茶碗 鵬雲斎箱書 319g:本物保証。T11925 永楽即全 仁清黒松茶碗 264g:真作。B07933 小峠葛芳 火桷太鼓之絵茶碗:真作。★既決★4点天目茶碗 茶道具 建窯盞 窯変釉 茶碗 油滴天目 曜変天目 中国 古玩 天目釉 奇妙曜変天目茶碗茶碗手作り窯 茶器 古美術。B16005 三浦朱鈴 孔雀釉茶碗 253g 松阪屋 購入価格:55000円:真作。C03226 清六陶苑 清水焼幸友茶碗 好之不染斎書付:真作。和田桐山 ★ 色絵 桐文 天目 茶碗 ★ 共箱 共布 ★ 五七の桐 ★ 気品のある天目の造形に色絵金彩が雅な逸品 ★ 京焼 茶道具 ★。★京焼 平安 桐鳳【黒仁清七宝菱文茶碗 共箱】状態良好! 手塚桐鳳 直径10.7×高さ8.5cm 茶道具 抹茶碗 茶器。B14656 拙斎 雨山窯 赤茶碗 381g:真作。B06588 神楽窯 塩筒茶碗銘「喜寿」 清水公照:真作。A1915 京焼 竜谷窯 宮川香雲 作 大徳寺 小田雪窓 筆 龍 茶碗 ☆ 茶道具 茶器 茶懐石 茶事 抹茶碗 陶器 作家物 在銘 陶印 美品 良品 無傷。茶道具『京焼 月芒絵御本菓子鉢 「道八」名 共箱共布「華中亭 道八」径18.8㎝』美品 高橋道八 茶道教室 茶事 茶会 茶懐石 すすき 和食。C07189 篠田義一 寿山萬丈茶碗321g:真作。茶道具 抹茶茶碗 乾山 青楓流水、京都 三代目 山川 巌 巌窯作、 桐共箱 新品。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。。★清水六兵衛/刻【干支子茶碗 共箱】歪みのある形!俵にねずみの絵!直径約12cm 高さ6.7cm 茶道具 京焼 抹茶碗 茶器。板谷波山 白釉茶碗 透明感のある見事な作品☆c595。B17425 藤山造 萬古焼御本写茶碗 306g 尋牛斎箱書:真作。茶道具 抹茶茶碗 黒釉 雪笹絵、 京焼 三代目 山川 巌作 桐共箱■新品■。【骨董・茶道具】★淡海ぜぜ 陽炎園 鵬雲斎書付・花押★★膳所焼平茶入 zr018tl.。茶道具 京焼清水焼 四代杉田祥平『安南唐子画茶碗「清閑寺 祥平造」共箱 在銘「清閑寺」』茶道教室 茶事 表千家 裏千家 千家十職 七事式。真葛香斎 菊桐茶碗 表千家十三代即中斎花押k603。河井寛次郎 鉄薬碗 味わいのある作品t487。本物保証 楽 十三代 惺入 楽吉左衛門 香炉 三足火入 十四代 覚入 書付 識箱。茶道具 抹茶茶碗 色絵 葡萄画、京焼 相模竜泉作、桐共箱 新品。八月十五日の夜、源氏の君は女三の宮の御殿(三条宮)を訪れ、鈴虫の音を賞美しながら女三の宮の和歌に唱和し琴も弾いた。そこへ蛍兵部卿や夕霧が訪れ管弦による演奏の宴になった。おりから冷泉院(前冷泉天皇)のお召しがあり、一同は参上し詩歌管弦の宴に興じた。冷泉院(前冷泉天皇)は源氏の君の訪問を喜び迎えた。冷泉院(前冷泉天皇)が私人として源氏の君と親しく対面することこそが退位閑居の目的でもあったからだ。
自筆上部の「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷ややかに)の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」鈴虫(すずむし)の巻》
「鈴虫」の巻は英文で「The Bell Cricket」と表記されます。
《原本上部に「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の
東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷ややかに)
という漢詩の落款が押捺。鈴虫の原文に引用されている。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)
「自筆原本」
自筆下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。
自筆上部の「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷やかに)という漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。。清風与平 造 青華 時代物 煎茶碗 煎茶道具 茶道具 茶器 古玩 青花。e062 技工名品 京焼 名工 真葛香斎 作 菊桐之絵 茶碗 抹茶碗 共箱 茶道具 本物保証。【骨董・茶道具】★高橋道八★★御本立鶴茶碗 em062ub。河井寛次郎 辰砂碗 素晴らしい姿の趣ある作品 k519。茶道具 抹茶茶碗 数茶碗 交趾 五色 5客、京都 中村翠嵐作、桐共箱 新品。宮の、御數珠、
ひきおこたり給ひて、御琴に、なほ心いれ給へり。月さし出(で)て、
いと花やかなる程もあはれなるに、空をうちなかめて、世中さまさまに
つけて、はかなく移りかはる有樣も、おほしつゝけられて、例よりも、
あはれなる音にかきならし給ふ。
「今宵は、例の御あそひにやあらむ」と、おしはかりて、
兵・・・・《部卿の宮、わたりたま(給)へり。》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。
《「源氏物語」鈴虫の巻》
《「鈴虫の巻」国立民族学博物館に1部現存の原本と同じ「鈴虫」の貴重書
《夏、女三の宮(朱雀天皇の皇女)三条院(三条殿)の邸で持仏開眼供養を盛大に開催》
《女三の宮(朱雀天皇の皇女)の持仏開眼供養に今上天皇からの御布施を下賜》
《女三の宮(朱雀天皇の皇女)と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴》
《宮(女三の宮・朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)は、声も忍びやかにおっしゃるのが、
まことに優雅で、気品高くおっとりしていらっしゃる。
院(源氏の君)は、
(源氏の君)「なんとおっしゃる。いや、思いがけないお言葉です」》・・・・・
とおっしゃって、
(源氏の君)「心もて・・・・(あなたはご自分からすすんでこの世をお捨てになりましたけれど、
その鈴虫の声のように相変らずお若く美しいのです」
などとお申しあげになられる。
琴(きん)のお琴をお取り寄せになり、久方ぶりにお弾きになる。。青木木米 聾米 京焼赤絵茶碗 茶道具。茶道具 抹茶茶碗 乾山 蕨(わらび)絵、京焼 中村秋峰作、桐共箱 新品。
今夜は、例年のように中秋のお遊びのお催しでもあるのだろうかと推量して、兵(ひょう)・・・・・
・・《部(ぶ)卿宮(きようのみや)が訪ねておいでになった。》
備考・女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)は、柏木との子を出産した後、出家を決意するが源氏の君に三条院に仏堂を作ることで源氏の君の近くに住むことになる。女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)は、御持仏(守本尊)の数々をお造りになってその開眼のご供養をされる。。I07330 【 ほぼ未使用 茶道具 木製黒塗 天目台 天目茶碗 陶印 2点セット 紙箱 】 検) 煎茶道具 茶懐石 盞托 茶席 献茶 盃台 茶事 托盃 ⅱ。茶道具 18点まとめ ◆ 茶碗 茶入れ 柄杓 茶筅 袱紗 蓋置 水指 札幌A。【風車】佐々木松楽 作 赤楽茶碗▲共箱▲楽焼 平安松楽▲茶道具 茶碗 抹茶碗 在銘 茶器 陶器 陶磁器。(☆BM)茶器②松楽窯/佐々木松楽 作 国宝号 不二山茶碗 茶 抹茶 茶道具 京焼 清水焼 陶器 日本伝統工芸 日本。交渉有り 聾焼 楽茶碗 青木木米か?。加藤幸治 金砂子 花丸四季草花茶碗 京焼 茶道具 共箱 y-369。杉田祥平 色絵仁清御題 茶碗 共箱。492069 杉田祥平 作 色絵 茶碗(共箱)茶道具・陶芸家・清閑寺。【骨董・茶道具】★伊東陶山★★松絵茶碗 en017wb.。【5448】杉田祥平 色絵熱砂の道画 茶碗 シルクロード 共箱 京焼 (初品・買取品)。茶道具! 森俊山 ☆京の春抹茶碗☆ TSK685 新品 京焼 建水 蓋置 ギフト。茶道具 抹茶茶碗 乾山 紫陽花(あじさい)、 三代目 山川 巌(いわお) 巌窯作、桐共箱 新品。夕大将也了身相当的殿上人来了。
他随着琴声,
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」鈴虫の巻の末尾(原本番号16-A)の押印。
左端の2つの印が仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。冬姫は内大臣・通誠の養女。
冬姫は通称。。五十鈴焼茶碗 大神宮御水碗形 栖鳳画伯 円能斎箱書 Y371。政所窯 永興明道 黒茶碗 『鵬雲斎大宗匠 書付』楽茶碗「茶道具・抹茶茶碗」【真作保証】送料無料。即決 大幅値下げ 人間国宝 清水卯一 蓬莱鉄絵茶碗 茶器 茶道具 共箱付き 本物保証 JAPANESE ANTUQUE VINTAGE OBO BIN。野々村仁清 黒釉茶碗 乾山 楽 三大陶工 陶磁器 茶器 茶碗 希少品。京焼! 香菊 ☆ざくろ抹茶碗☆ 京焼 TZZ628 茶器 汲出 煎茶 ギフト。旧家蔵 京焼雛人形茶碗 前田宝泉作 印有 侘び茶 濃茶 碗形 盆点前,野点,茶箱,短冊箱,旅箪笥 インテリア 茶道,和室に!桃の花 渦高台 ひな祭。◆古山子(小山富士夫)花ノ木窯 茶碗 昭和40年早春◆b506。淡海ぜぜ 茶碗 春挙 画 書付 箱 (検)骨董/膳所焼/食籠/喰籠/蓋物/菓子器。1 名品!!アンドシュプローデル 造 「黒楽茶碗」 検)楽吉左衛門直入。五代 眞清水(真清水)蔵六 色絵糸巻鉢 茶道具 京焼 共箱 真作保証。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のような源氏一族の繁栄を記した・自筆「源氏物語」藤裏葉(ふじうらのは)原文・茶道17-B。中里重利 絵唐津 香合 共箱 茶道具 保証品。【骨董・茶道具】★淡海ぜぜ 陽炎園★★膳所焼茶入 em058sl32.ub8.。4571 赤楽茶碗 津島焼 松尾実如 楽只軒 梅花画 自筆 加藤雅康 茶碗 抹茶道具 黄布 栞 共箱。九代 楽吉左衛門(了入) 中印 黒茶碗 黒楽茶碗 鋏跡 茶道具 箱。3455 楠部彌弌 刷毛目 茶碗 共箱 茶道具。古備前 備前焼 大海茶入 箱あり。佐々木昭楽 嶋台 茶碗 共箱 金箔 銀箔 茶道具 画像10枚掲載中。茶道具 抹茶茶碗 仁清 蕪(かぶ)絵、 京都 壱休窯 窪田常之作、桐共箱 新品。この漢詩は「白氏文集」の漢詩に由来するものです。柏木は「渚宮(しょきゆう)」におり、「煙波(えんぱ)は冷やや」な地にいる。つまり柏木は決して良い環境にいるわけではないという源氏の君の心境をあらわしている。源氏物語「鈴虫」原本に記されております。紫式部が「鈴虫」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「鈴虫の巻」を書いていることがわかります。
「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷やかに)の漢詩文の落款が押捺されている。この意味は、柏木は決して良い環境にいるわけではないという源氏の君の心境をあらわしている。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために漢詩の「白氏文集」披露したものです。茶会の際に落款に記された由来と内容を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。撮影後、展示のために再表装をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。母は後水尾天皇皇女女二宮。実母は近衛家女房(瑤林院)。幼名は多治丸。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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