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HOT ! 正規激安柏木・東宮（皇太子）に頼み込んで女三の宮が大切にしている猫を和書

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正規激安柏木・東宮（皇太子）に頼み込んで女三の宮が大切にしている猫を和書の詳細情報

柏木・東宮（皇太子）に頼み込んで女三の宮が大切にしている猫を。柏木・東宮(皇太子)に頼み込んで女三の宮が大切にしている猫を。柏木・東宮(皇太子)に頼み込んで女三の宮が大切にしている猫を。ローズ☆ ゆうだい21。閉じる

不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款

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「懸其所仕之車置諸廟」漢詩文の落款

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仙台藩医・木村寿禎の落款

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断層画像写真

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女三の宮の降嫁、復元模型

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蹴鞠を楽しむ柏木と眺める女三の宮

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蹴鞠の拡大、右下が女三の宮、御簾の外に猫

令和6年から「源氏物語」の作者・紫式部をモデルにしたNHK大河ドラマ「光る君へ」が放送されております。飼い猫が御簾の端から飛び出し、柏木が女三の宮の姿をかいま見る。

京都の公卿・大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵

自筆「源氏物語」の「若菜（わかな）下」の巻は、禁裏（京都御所）において書かれたものです。【希少】「征露従軍日誌」日清戦争/日露戦争/近衛師団/侵略戦争/皇軍兵士/従軍日誌/従軍日記/戦前中国台湾満州朝鮮。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇（ごつちみかどてんのう）の曽祖父です。萬葉集拾穂抄　十冊（一～三、五～十、十四）北村季吟撰。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。明治時代の小説。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子（のぶこ）であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。▼1　【全7冊揃い　全釈漢文大系　文選　年号漢詩中国文学詩吟古文　小野郊一　花房英樹　集英社版…】165-02311。現在の今上天皇と系譜がつながっている。松原寛著船川未乾装丁『現代人の芸術』大正10年民衆文化協会出版部刊日本大学芸術学部初代芸術科長日藝。

関白・近衛基熙（このえもとひろ）は、後水尾院（第108代後水尾天皇）の皇女・常子内親王と結婚。剤・丸・散・薬！／[坪井先生方凾・15丁・手写本]／薬草／丸薬／觧祇凝剤／二味毒丸。二人の皇女・熙子（ひろこ）は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。古文書書簡板谷波山湯山保寿宛て封筒付き陶芸家人間国宝茨城県名誉県民文化勲章受章者偉人 HAZAN（レターパックライト発送）。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子（ひろこ）は将軍家宣の正室となった。栗原信充『刀剣図考』（全2冊揃＝初集＋2集）天保14年英屋文蔵刊江戸時代和本日本刀太刀刀剣。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流（下記に掲示）で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　犬甘　　清水　　古文書。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。【書誌書目シリーズ37 近代読書論名著選集】全14巻セットゆまに書房出口一雄近代「読書論」名著選集第二期全7巻は函付//。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。美濃国全図　改正　（内題美濃国郡県人跡路程図説）　Ａ　岡田啓。（資料の記録は下記に掲示）

出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」の自筆です。好花堂野亭（山田意斎）著柳斎重春/宮田南北画『大伴金道忠孝図会』（2冊）岡田茂兵衛刊江戸時代和本読本浮世絵師挿絵多数入絵入本。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。完品内田六郎編『家蔵江戸版和蘭絵』限定200部昭和11年紅日書楼刊内田六郎直筆サイン入（内島北朗宛）横浜絵図録横浜版画浮世絵錦絵。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。本沢竹雲著大沼枕山序詩『虚堂遺稿』（全2冊揃）大正9年格知学社刊（山形県東村山郡）漢詩集天童市郷土史料儒学者浄土真宗僧侶。このため後醍醐天皇の宸翰（しんかん・天皇自筆）にかなり近い年代に書かれていることがわかる。佐藤春夫著生田長江序岸田劉生木版画装『詩文集我が一九二二年』大正15年新潮社刊初版本。また、各巻ごとの書かれた年については不明。出世双六。従って、応永五年とは、書き始めの年である。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管　古絵図　古文書。また、落款から、後年、近衛基熙（1648～1722）の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。扶桑名所図会　初・二篇　狂歌。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。松浦厚『鸞洲羊年春季詩集』限定150部昭和6年東京築地活版製造所漢詩集平戸藩伝来の古活字（木活字）使用肥前平戸藩主松浦詮の長男。

大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年（1068）～天承元年（1131）を祖として創立された。真宗礼讃偈　明治25年　仏教　浄土真宗　親鸞　戦前明治大正古書和書古本　　NA。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門」を称する。【洛座】古道大意上巻下巻平田篤胤文政七年＜和本 ◆13-15。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。花の廓古郷の志るべ [新吉原芸妓細見](題簽・奥付欠)★Wa.70。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。Q4-W5/27 特選神名牒　思文閣　内務省蔵版。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。本居宣長『古今集遠鏡』（全6冊揃）幕末期・永楽屋東四郎刊江戸時代和本「古今和歌集」全和歌註釈書。応永5年（1398年）に従三位となり公卿に列する。貫名菘翁名品集成全九卷平成十二年　長坂慶子発行　サイズ約36x23cm　古書古文書和書古本骨董古美術。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年（1420年）に内大臣に昇任した。古文書小池道子書簡菊池武則宛歴史資料宮内省御内儀（レターパックライト発送）。

旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を著（あらわ）しております。惠沼述『支那撰述因明入正理論義談』（全2冊揃）明和4年菱屋孫兵衛版江戸時代和本仏教書仏書。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。希少★手すき和紙染紙鑑賞会和紙集録／実物和紙見本65枚限定100部明治54年　(管理80265848)。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。大黒天の研究。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　豊前　中津　　古文書。

出品した「源氏物語」は「若菜（わかな）下」の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。完品堀口大學『詩集富士山』限定40部（特装本）昭和54年刊関野準一郎オリジナル版画3枚（木版画2枚・リトグラフ1枚）堀口大学。若菜・下の巻名は朱雀院（前朱雀天皇）の五十の御賀があり、源氏の君はその賀宴を「このたび足りたまはん年、若菜など調（てう）じてや」に因む。韮山県関係史料(古文書) 明治三年(1870)／廃藩置県武州多摩郡江川英武御嶽村青梅飢饉凶作【23-1214-1】。柏木は朱雀院（前朱雀天皇）皇女で源氏の君の正室に降嫁した女三の宮へのかなえられない恋に煩悶する。写本和本『太閤真顕紀』初編～12編/各10冊/計120冊江戸後期/筆肉筆豊臣秀吉伝記 (古文書。四年の歳月が経過。ｈ∞∞　和名類聚鈔　全20巻5冊揃い　発行年不明　古文書　古書　/C05。冷泉天皇は在位十八年にして東宮に譲位し今上天皇として即位した。古文書戌年御年貢米割付之事蒲原郡西萱場村(新潟西蒲月潟村内) 天保九年脇田内藤久永惣右衛門村.庄屋組頭惣百姓.193㎝。翌年、朱雀院（前朱雀天皇）と女三の宮との対面を企画し五十の賀宴が催されることになった。大森宗龍『置土産浮世之茶話』（全2冊揃）明治26/41年東陽堂刊各冊元袋付明治時代和本（和装活字本）茶道茶の湯。源氏の君は六条院の女たちによる「女楽」による演奏の宴を開いた。清水六兵衛編『清水六和回顧作品集』昭和30年芸艸堂刊 5代目清水六兵衛陶芸作品集木版画装。柏木は、女三の宮の姉・女二の宮を正室に迎えたが、女三の宮への未練を断ち切れずにいる。S1035【仏具】祝詞のりとまとめ売り古文書古書和書神主神社仏教寺院和尚。葵祭りの前日、柏木は源氏の君の不在時に小侍従の手引きにより女三の宮と逢瀬をした。白梅園鷺水（青木鷺水）編『俳諧新式』元禄11年中西卯兵衛他刊江戸時代和本俳諧書俳書。夏のある日、源氏の君は女三の宮の体調不良の原因がご懐妊と知り、不審を抱いた源氏の君が柏木から女三の宮あての手紙から柏木と女三の宮の密事が発覚する。尊圓親王芳跡。（女三の宮の子がのちの薫の君）源氏の君、41歳から47歳までを描いている。女三の宮(源氏の君の正室)のご懐妊、柏木から宮あての恋文を源氏の君が発見・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」若菜(わかな)下の巻・Ⅱ-79B。

自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）」と娘・幾千姫（玉映）の落款（印譜）

自筆上部の「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。橘田春湖『春湖発句集』＋『橘田春湖追悼集』明治25年跋刊幕末の江戸三大家と称された俳人明治時代和本俳諧書俳書俳句。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。真作「日本山海名物図会」全5冊揃二巻欠け 4冊宝暦4年捕鯨図和本古書古文書　　y2445。）

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載

《「源氏物語」若菜（わかな）下の巻》
「若菜・下」の巻は英文で「New Herbs Part Two」と表記されます。近思録示蒙句解10冊中1冊欠　元禄14年序中川弥兵衛刊江戸時代和本朱熹・呂祖謙編纂「近思録」註解書中国唐代思想朱子学　儒学　NB。
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」という。近江彦根藩領出流原村古文書●嘉永6年　御巡見御供奉御名前帳と雪隠紙　藩主井伊直弼の巡見④ 下野国安蘇郡出流原村現在の佐野市　230909。これは、中国の皇帝が譲位した場合、高位の高官も職を致仕（退官）するという「白氏文集」の漢詩文に由来している。1905年柔術秘傳解起倒流巻物 2.2m 検索⇒ 武道武具装身具馬具兵器武器古流刀剣術範士戦陣甲冑弓箭弓道支那武士道殺人剣。「若菜・下」では在位十八年の冷泉帝が譲位し、これにつれて太政大臣が致仕する。絵図水戸弘道館図弘道館 (レターパックライト発送）。原文には、「かしこき帝の君も位を去りたまひぬるに、年ふかき身の冠（かふふり）を懸（か）けむ」と記されており、「白氏文集」の漢詩文からの引用である。英吉利約文　阿部伊勢守殿以渡。》

「額縁入自筆原本」

（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。古文書江尻興「鹿鳴吟社集」茨城笠間藩浅野弘帳仕立て歴史資料 (レターパックライト発送）。）

「自筆原本」
自筆下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫（玉映）の落款。軍事資料★「日本選兵史」昭和18年11月　陸軍軍医飯島茂　徴兵制　現行選兵諸法規　開発社。

自筆上部のタテ長の印は、「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて
諸（これ）を廟（城門）に置く）」という漢詩文の落款。柏木亀太郎著石川鴻斎序『衛生嘉言完』明治21年刊明治時代和本（和装活字本）衛生学書東洋医学東洋思想医学書医書衛生・養心・養老。
反対側の印は仙台藩医・木村寿禎の落款

《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。書道　宋　黄山谷　黄庭堅　松風閣詩巻他五種米元章　　書跡 4冊まとめて　書跡名品叢刊二玄社刊中国カバー付き/A-1。》

自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）と娘・幾千姫（玉映）の落款（印譜）

自筆が「古切」とされたのは江戸時代。明治23年　官報号外古書。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載

（１）・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。満州事変・上海事変・新満州国写真大観/昭和7年/上海方面戦況の写真は当時の況を正しく物語る好個の資料として推奨に値するものである。

《「源氏物語」若菜（わかな）下の巻》
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」という若菜・下の原文中に引用されている漢詩の落款が押捺されている。『古文書』権大僧都法印（芳川経雅）・高野山時代巻物3巻・和歌山藩時代上下巻物【幕末巻物古文書古書和書】約上巻6m下巻8m高野山巻9m。》

《かほ（顏）をみ（見）つゝ、》・・・のたまへは、いよいよ、
らうたけに鳴くを、ふところに入れて、なかめ居給へり。伏敵篇・靖方溯源・竹崎季長蒙古襲来絵詞/明治25年/重野安繹・山田安栄・蒙古襲来関係史料集・近代の蒙古襲来研究に画期的な意義を持った。
御達なとは、あやしく、にはかなる猫の、時めくかな」
「かやうなる物、見入れ給はぬ御心に」
と、とかめけり。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　屋堅之鳴弦　　古文書。宮より召すにも、まゐらせす、
とりこめて、これを語らひ給ふ。長谷川伸旧蔵書大倉桃郎『平和の日まで』大正4年佐藤出版部刊（初版本）大正時代文学書大正文学。
左大將殿の北の方は、大殿の君たちよりも、
右大將の君をは、なほ、昔のまゝに、疎からす思ひきこえ給へり。順徳天皇『八雲御抄』（全6巻7冊揃）江戸時代和本歌論書和歌論。
心はへのかとかとしく、け近くおはする君にて、對面し給ふ時々、
こまやかに、へた（隔）てたるけしき（氣色）なく、
もてなしたま（給）へれは、大將も、
志けいさ（淑景舍）なとの、うとうと・・・・《しく、》

（文責・出品者）
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。八文舎自笑他『役者智恵競上巻』嘉永5年刊江戸時代和本役者評判記歌舞伎役者。

（２）・自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。歴史資料／加賀藩史料／「菅秘録」／前田家由来併武芸之女召抱之事他23項目／寛政12年筆写／9巻2冊。

《「源氏物語」若菜（わかな）下の巻》
《柏木・東宮（皇太子）に頼み込んで女三の宮が大切にしている猫を預かる》

《（柏木）「やるせなくも自分の恋い慕うあの方の形見と思って飼いならしていると、
おまえはまあ、どういうつもりでこうした鳴き方をするのだろう。【地租改正】『落地発見願書』明治十九年八月中頸城郡上広田村／新潟県知事篠崎五郎検地帳古文書村方文書和本【24-0412-29】。
わたしの気持がよく分るのだろうか。長沼澹斎（長沼広敬）著『校刻兵要録』（全22巻2冊揃）安政2年内野屋弥平治他刊江戸時代和本長沼流兵法兵法書軍学書尾州真菅組旧蔵書。これも前世からの因縁だろうか」
と、衛門督（柏木）は、宮（女三の宮）の愛猫の
その顔をのぞきのぞき》・・・・・お話しかけになる。☆E0361和本江戸文久元年（1861）政治外交論写本「毛利候之臣上書」1冊/長井雅楽/航海遠略策か？/長州藩士/古書古文書/手書き。
すると、猫はいよいよかわいらしく鳴くので、衛門督（柏木）は、
ご自分の懐(ふところ)の中に抱き入れて虚(うつ)けたようになっていらっしゃる。村の少年団　佐々木邦著　昭和8年発行　初版本　古書。
年配の女房などは、
（女房）「妙なこと、急に猫をおかわいがりになるとは。棟方志功他『藝生殿』（3冊）限定100部昭和34年古琴盧刊板画集柳井三千比呂（柳井道弘）山田正志吉村淑甫。
今までこんな動物になど見向きもなさらなかったのに」
と、不審に思うのだった。井上新七『当世茶之湯独漕』（2冊＝巻二＋巻四）江戸時代和本茶道茶の湯。東宮（皇太子）から宮（女三の宮）の愛猫を返すように
ご催促があってもお返し申さず、独り占めにしてこの猫を相手にしていらっしゃる。絵本直指○　一・ニの巻。
〔五・玉鬘の姫君・髭黒大将・式部卿の宮の動静〕
左大将殿（髭黒大将）の北の方（玉鬘）は、太政大臣の君達（柏木と弟）よりも、
義理の御弟の右大将の君（夕霧）のほうを、やはり昔と変らずに親しくお思い申しておられる。軍事・日満露会話/陸軍大尉権藤正一/昭和17年/軍隊の教育及び勤務に必要なる用語を収集し以て日満支露四国軍人の相互の便宜を図らんとす。
北の方（玉鬘）はご気性が利発で、親しみやすいお方なので、対面なさる折はいつも、
思いやり深く他人行儀のところがなくおもてなしになるので、
大将（夕霧）も、淑景舎(しげいさ)の御方（明石女御・皇太子の正室)などが
よそよそ・・・・・《しくいかにも将来の天皇の皇后となられる近寄りがたい
お扱いであるのとひき比べ、一種特別の睦まじさでお付き合いになっていらっしゃる。明治期設計デザイン本難類彌家多奈留美加多検索:南流微鳩た鳴海賀太建築彫刻小田切春江図版唐草紋様木版瓦版型紙藍染絞染。》

現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授（1999年没）

備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。【貴重　入手困難　激ヤバ　激レア　謎めいた逸品　年代不明】『雲上道真公』（天神様）本体サイズ：縦約154cm、横約40cm　桐箱入り　軸。
禁裏（京都御所）で書かれたものです。歌川国政（梅堂小国政）『歴史叢画』明治25年牧金之助刊彩色木版画譜明治時代和本歴史画浮世絵錦絵。

（２）・自筆の「英訳文」は次の通りです。近江源氏先陣館　近松半二　歌舞伎浄瑠璃　佐々木盛綱　江戸時代　検）盛綱陣屋古書和書古本和本古文書写本 NT。

《New Herbs Part Two（若菜・下）》
He looked into its eyes and it returned the gaze and mewed more emphatically.
Taking it in his arms, he resumed his sad thoughts.
"Now why should a cat all of a sudden dominate his life?"
said one of the women. "He never paid much attention to cats before."
The crown prince asked to have the cat back, but in vain.
It had become Kashiwagi's constant and principal companion.
Tamakazura still felt closer to Yugiri than to her brothers and sisters.
She was a sensitive and affectionate lady and when
he came calling she received him without formality.

英語訳文（英文）の出典：『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker（エドワード・ジョージ・サイデンステッカー）コロンビア大学教授（2007年没）

（２）・自筆の「中国語訳」は次の通りです。TKa399◆宝庫◆古書　セット　明治　歴史資料　旧家蔵出し。

《若菜・下》
他望着猫的它，那猫叫得更昵了。【旧家蔵出】永谷山円通寺幕末〜明治期？「南無阿弥陀佛」書肉筆印あり兵庫県丹波国古美術御油村資料珍品。柏木便把它抱在里，
茫然若失地耽入思。0031717 康熙字典全41冊揃風月荘左衛門他・板安永9年箱付。侍女看到光景，相与怪道：
“只新来的猫，少疼得好害！
他向来些西是看都不要看的。『新板増補身延鑑』（全3冊揃）宝暦12年身延山蔵版江戸時代和本日蓮宗重要資料仏教書仏書。”
皇太子要把猫回，但他只管不，一直把它在家里，当作伴。※状態が非常に悪い　朝陽閣字鑑　30巻　15冊　古籀篇　1冊　16冊セット　明治35年発行　【d80-238】。
且左大将髭黑的夫人玉鬘，于太政大臣家公子，
即的母兄弟柏木等，不甚近，而于右大将夕，反而近，
同从前住在六条院一。戸川浜雄旧蔵書山崎美成編菊池容斎画『名家略伝』（全4冊揃）天保13年英屋文蔵刊木村蒹葭堂伊藤若冲皆川淇園ら江戸時代和本。玉鬘富有才气，且又和可。f240502009〇彩色木版画広重富士三十六景雑司かや不二見茶や東京都豊島区雑司が谷アダチ版画研究所昭和５０年〇和本古書古文書。
次和夕面，是招待，毫无疏之色。島津松雲『夢中寝言附真理近道全』明治23年北村善兵衛刊（京都）明治時代和本人生論教訓書。
夕也得母妹淑景舍女御不易接近，
度分冷淡，反不如玉鬘之和可。江戸和本　消息往来画抄（文久元年　酉年　初夏　1861年）十返舎一九著述　吉田屋文三郎　版。

中国訳文の出典：『源氏物（Yunsh wy）』
豊子愷（ほうしがい）中国最初の「源氏物語」翻訳者（文化大革命で没）

「若菜・下の巻」原本の末尾（原本番号107-B）の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印
中央の写真（右から２番目）の写真が「源氏物語」若菜・下の巻の末尾（原本番号107-B）の押印。歌川国芳・松川半山画『絵本豊臣記』（全17冊揃）大正6年朝陽舎他刊限定200部大正時代和本豊公着用唐冠冑今陳列於遊就館（靖国神社）。
左下の四角の大きな印は仙台・伊達家の家紋の印（竹に雀）
家紋の上２つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）の印。鍛冶精要・初篇/小澤国太郎/松井周助・小澤弁造校閲/明治21年/刀剣及冶工の名称・造刀及磨刀の法・包丁類焼入の法・鍛着法・鐵及鋼等の説明。冬姫は内大臣・通誠の養女。国寳　近衛和漢朗詠集　137/500 昭和48年11月1 発行　定価220000。
冬姫は通称。英語歌曲集　第一輯　昭和14年発行。正式な名は伊達貞子。岳飛撰『岳忠武王集全』文久3年和泉屋金右衛門刊江戸時代和本中国南宋の武将・岳飛の漢文集漢籍唐本和刻本。2つとも貞子の印。f240502029〇彩色木版画広重富士三十六景信濃塩尻峠長野県岡谷市・塩尻市アダチ版画研究所昭和５０年〇和本古書古文書。左端の写真は「若菜・上の巻」末尾の拡大写真。校正方輿　全十五巻　桂里有持先生口授　嘉永六年跋刋。
左上端の細長い落款は、「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」の漢詩文の印。（中国・宋）黄堅編『古文真宝前後集』（全5巻2冊揃）明治3年勝村屋治右衛門刊江戸時代和本中国古典漢文集。漢詩文の右の２つの印のうち、下は出雲藩主・松平治郷（不昧公）の正室・方子（よりこ）の印。古今鍛冶備考見出/天保六年増訂/古今鍛冶備考の銘寄を速かに見出し易らしめ或は常に懐にして鑑定の席上にて初心を導くに便ならしむ。方子の上の印は方子の娘・幾千姫（玉映）の印。岡白駒(岡田白駒)輯『春秋左氏伝ケイ』（全10巻5冊揃）柳原喜兵衛刊江戸時代和本明治刷。右上の印は仙台藩医・木村寿禎の落款。改正　衆方規矩備考大成　全十巻　　千村真之（千村拙庵）著。右端の写真上は仙台藩主（伊達家）正室一覧表の表紙。和本　女孝経教草　全　嘉永6年（1853年）江都書肆　榮久堂。表紙の下は一覧の拡大写真（仙台市立博物館・刊行）

自筆の疎明資料等は、下記の通りです。★輸送用外箱付き帙付き和綴本大型本『景岳橋本左内遺墨帖』景岳会/編史籍出版。

（Ⅰ）・上の写真右端は、高松宮「源氏物語」のうち「桐壺」の巻冒頭・(出典資料　別冊「太陽」「源氏物語絵巻五十四帖」（平凡社・刊）７８頁。f240502021〇彩色木版画広重富士三十六景はこ根の湖すい神奈川県箱根町アダチ版画研究所昭和５０年〇和本古書古文書。筆者は近衛関白政家公。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管　書状　古文書。中央の写真は、応永五年（1398）の年号。b■*　複製本　北越雪譜　野島出版　昭和44年発行　著:鈴木牧之　監修:宮栄二・井上慶隆　/b1。年号の左の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）。新撰　學實用　萬國地圖（万国地図）　東京博文舘蔵版　大橋新太郎/発行　明治26年9月15日第3版発行　古書。左の写真は、桐壺の巻の奥付。宮地直一序大場磐雄編『官幣大社香取神宮宝物図鑑』昭和15年香取神宮刊（千葉県香取市）仏像・古鏡他45点神仏習合仏教美術神道美術。左大臣から関白に昇進した近衛基熙（もとひろ）公の花押。U0Dω　和書　小説尾花集　五重塔　幸田露伴　青木嵩山堂　明治36年発行　古書　読み物。上下２段の花押のうち、上の印は。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　小笠原　古文書　書状。出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）、下の印は仙台藩医・木村寿禎の落款（印譜）

「自筆の画像断層(MRI)写真」

（出品した自筆の「断層画像写真」（若菜・下の巻）MRI 35―5B
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子（よりこ）と娘・幾千姫（玉映）の落款

「天皇の曽祖父・大炊御門宗氏の系図」「額縁裏面表記ラベル」
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」

1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図（公家事典303頁）
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。尾崎行雄『英国議院政治論至尊一名王室篇』明治16年自由出版会社刊明治時代政治論国政論。2番目の写真は近衛基熙の肖像（陽明文庫・所蔵）
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
【天皇家・近衛家略系図の出典（淡交テキスト「茶会記」に親しむ・７）平成29年7月淡交社・刊行】
4番目の写真は、「日本史の茶道」千利休の孫・宗旦と近衛基熙の茶の湯の交流」120頁（淡交社刊）
5番目の写真は、近衛基熙が、御所で第111代・後西院天皇を主賓に茶会を開催した記録「公家茶道の研究」55頁（谷端昭夫・著）

「源氏物語」「若菜・下の巻」絵図、茶室関係資料

下記写真1番目は、「源氏物語屏風（若菜・下）」（源氏物語絵巻）

朱雀院（前朱雀天皇）の五十の賀を祝い女三の宮、紫の上、明石女御が演奏する「女楽」の有名な場面

上から2番目の写真は、「淡交」別冊（愛蔵版・№71　『源氏物語』特集）

上から3番目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵（断簡）を出品
商品説明（来歴）	大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。f240502035〇彩色木版画広重富士三十六景上総鹿埜山千葉県君津市アダチ版画研究所昭和５０年〇和本古書古文書。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を書いてある。山東京山・柳亭種彦・笠亭仙果・松亭金水訳歌川国芳画『稗史水滸伝』（全4冊揃）大正6年国書刊行会刊彩色木版画4枚入中国の物語。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷（不昧公）の正室・方子（よりこ）に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。新井白石著箕作秋坪・大槻文彦校『西洋紀聞』（全2冊揃）明治15年白石社/竹中邦香刊明治時代和本・和装活版本。
漢詩文	原本自筆上部に「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」という。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管　小笠原大膳太夫長時　右近太夫　古文書。これは、中国の皇帝が譲位した場合、高位の高官も職を致仕（退官）するという「白氏文集」の漢詩文に由来するものです。本多芳雄編『明治新刻商法往来』明治12年荒川藤兵衛刊明治時代和本往来物。「若菜・下」では在位十八年の冷泉帝が譲位し、これにつれて太政大臣が致仕する。横山山城守前田利長公覚書　　寛永十八年九月十三日。原文には、「かしこき帝の君も位を去りたまひぬるに、年ふかき身の冠（かふふり）を懸（か）けむ」と記されており、「白氏文集」の漢詩文からの引用である。f240502013〇彩色木版画広重富士三十六景武蔵玉川東京都日野市アダチ版画研究所昭和５０年〇和本古書古文書。紫式部は「若菜・下の巻」を書くに際し、漢詩を熟読したうえで原文を書いていることがわかります。東麓破衲序『下学集』（全2巻1冊揃）寛永12年刊江戸時代和本室町時代中期に成立した国語辞書。また、原文中の上部に「篆書（てんしょ）体」の落款を入れたのは、仙台藩の藩主の正室・仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）、通称伊達貞子か出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子（よりこ）と娘・幾千姫（玉映）のいずれかと推定されております。【金富士】値下げ中　貴重資料『宋瓷名品図録』南宋官窯解説冊子付　大型本　学習研究社箱入検/学研中国古書陶磁古書和書。
漢詩の落款の意味	原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。舎利講式　鎌倉時代写　紙本墨書　約29.5×560cm　1巻　仏教　真言　古文書。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　古文書　書状。　特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。三村竹清旧蔵書松平定信編『集古十種』（2冊セット＝「扁額之部」＋「七祖賛之部文房之部」）明治37年郁文舎刊。　「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会（ばんさんかい）」とも言われます。佐久間修理啓上書（仮題）　大垣藩士／長原武自筆寫本　大垣藩士／山本多右衛門舊藏本。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。溝口竹亭『新版改正俳諧をだまき大成』（全二巻二冊揃）安永10年版田中庄兵衛刊江戸時代和本俳諧をだまき綱目俳句俳諧書俳書。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）することです。北條時宗小絵馬関連書2冊セット『小絵馬図集』(昭和14年旅の趣味会刊限定200部）+『小絵馬』（昭和17年日本百貨店通信社刊)。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。長谷川伸旧蔵書兵林館編大竹政直画『忠勇録全』明治28年柴田源三郎刊浮世絵師/陸軍参謀本部地図課の大竹政直挿絵。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。f240502019〇彩色木版画広重富士三十六景相摸七里か濱神奈川県鎌倉市アダチ版画研究所昭和５０年〇和本古書古文書。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。大野直輔編『経済新話』（全2冊揃）明治9年大野氏蔵版（大阪府）明治時代和本造幣局長による経済学書藤沢市長大野守衛の父原田直茂旧蔵。　落款の「讃」の元になるその原文の個所には、「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」という漢詩文の落款が押捺されている。斗印存　小林斗作品集。この漢詩は「白氏文集」の漢詩に由来するものです。遠藤通(遠藤鶴洲)『救荒便覧前集』天保7年序白鶴義斎蔵板江戸時代和本藤浪剛一および北里柴三郎子息/北里文太郎旧蔵書。つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。■■黄海々戦ニ於ケル松島艦内ノ状況木村浩吉明治発禁本日清戦争■■。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。高城與五郎編『万国小地理書』（全2巻揃・合本1冊）明治20年翠嵐書屋蔵版明治時代和本銅版画挿絵入明治中期の世界地理書。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。濱松俳人永田白輅自筆連歌俳諧指南書ノ一括　天明二年〜天明五年。
自筆の希少価値について	自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。御親閲拝受記・現役将校学校配属令施行拾五周年記念/朝鮮教育会/昭和15年/御親閲拝受顛末謹記・御親閲拝受状況報告・御親閲拝受行動日誌。上の「拡大断層（MRI）写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。林羅山（林道春）『神社考詳節』正保4年安田十兵衛開板（京都寺町誓願寺前）江戸時代和本伊勢神宮神道資料。出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。久留春年編『古代芸術拓本稀観』(2冊) 昭和2年木原文進堂刊法隆寺興福寺中宮寺薬師寺の仏教美術集伊東富太郎旧蔵書。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。「むねわり」山田清作編輯米山堂 1932.4 稀書複製會, 第7期第18回。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。皇后陛下行啓記念誌/大正11年/埼玉県/皇后陛下瓊駕を官幣大社氷川神社(埼玉県さいたま市大宮区）に駐めさせ給ふ/大宮町略図/玉駕奉迎の光景。古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。ｃ◆6*　江戸期和本　書傅輯録纂註　書傳集録纂註　巻一～巻六　5冊　文化11年　書傳　書伝　唐本　中国　古書　古文書　/　K40上。撮影後、展示のために再表装をしております。★H539和本幕末期武士の記録「雑記」1冊/西洋の兵法/火薬の調合/大砲/鉄砲/英語/西洋科学/古書古文書/手書き/美濃◯藩。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。噎反胃論　袋附　月向太田主計先生著。
断層(MRI)写真	従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。大和国大峯山略図袋付き　発行：奈良県山中富次郎　明治22年8月　☆修験道山伏修行の場仏教鳥瞰図古地図資料 S3yn。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。天狗党下諏訪戦争戦況報告書簡元治元年 1通　絵図共計2点。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。内藤万春註『標註古今和歌集』(全2冊揃)明治17年内藤伝右衛門刊明治時代和本。
寸法	「源氏物語」自筆の大きさ　タテ２１．８センチ　ヨコ１２．８センチ。唐詩連材　明和5年　江戸時代　詩学　中国詩　古書和書古本　AA。額縁の大きさは　タテ３７．０センチ　ヨコ２８．０センチです。深澤多市輯録『羽陰詩家小伝全』大正2年序深沢多市刊秋田県の詩人（主として漢詩人）の略伝集羽陰詩家小傳。額縁は新品です。伊藤左千夫自筆書簡及葉書　寒川鼠骨宛　明治三九年一月二日　左千夫の處女作『野菊の墓』が漱石から激賞された喜びを鼠骨に傳えた一通。
「源氏物語」の自筆について	１・筆跡の分析について　国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。西川祐信『祐信風俗画譜』(全3冊揃)明治30年青木嵩山堂刊明治時代和本江戸時代前期の浮世絵師。一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。小金井純子『歌集黒森 Schwarzwald 個性叢書第23篇』昭和48年短歌新聞社刊直筆献呈署名入（森於菟令夫人・森富貴宛）星新一従姉。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。【古書】整体法の基礎野口晴哉全生社。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。6 古文書模写写し写本千葉県令申上書市町村沿革明治維新肉筆　浪岡村　滑川村　中郷村。２・大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）の自筆の特定について自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。上田公長『公長略画』(全2冊揃)文久3年伊丹屋善兵衛刊彩色木版画譜江戸時代和本絵手本。その後、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。鶻91）干禄字書　天　地　顔元孫公原撰　顔魯公書　柳心堂　古書。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」であることが判明した。写本講師雲華院桂立演説六席　天保6年　仏教江戸時代　検）仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教古書和書古本古文書 NR。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が２３歳から３１歳までの間に書かれたものと推定されている。坪内逍遥『熱海ペーヂェント』大正14年博文館刊初版本坪内逍遥直筆献呈署名入（「呈駒田君著者」）三重県・駒田家旧蔵書。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年（1421）４７歳で没している。1-▼ 南部中尉名誉記念書画帖陸軍騎兵中尉伯爵日露戦争明治43年5月8日発行 1910年木村仁太郎岩手県元元堂書房当時物。３・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　古絵図　宝永六巳　本源院殿　古文書。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。支那墨蹟大成　第五〜第12巻。４・近衛基熙（このえもとひろ）について近衛基熙は、慶安元年（1648年）3月6日、近衛尚嗣（関白・左大臣）の長男として誕生。古文書古書「瀧の響」木版挿絵入り茨城県大子町宮川鶴鳴堂袋田の滝名所和歌明治34年歴史資料 (レターパックライト発送）。母は後水尾天皇皇女女二宮。陸軍士官学校・予科第十期生・卒業記念写真帖/昭和7年/巻末に寄せ書き/北白川宮・永久王殿下/竹田宮恒徳王殿下/李健公殿下/李グウ公殿下。実母は近衛家女房（瑤林院）。山中峯太郎『日本振天記並進の巻』昭和11年警醒社刊函付初版本日露戦争を題材とした歴史小説。幼名は多治丸。西洋聞見録　村田文夫　前編明治2年　後編明治4年　全8冊　世界地理　和本　古文書。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。日支事変美談と帝国の攻防・輝く皇国の精華/昭和9年/昭和日支事變に關聯せる出征將士並に銃後の美談を蒐集し之を記念し永遠に傳へる。承応3年（1654年）12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。江戸時代中期古書和書新刀銘盡（あらみめいずくし）諸国新刃目利乃書４冊揃巻一巻四巻五巻六神田白龍子著 TYF506。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年（1655年）従三位に上り公卿に列せられる。【T079】遠州流生花巖松齋法眼一鵰撰四季之園全四巻木版本版画。明暦2年（1656年）に権中納言、万治元年（1658年）に権大納言となり、寛文4年（1664年）11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。為誰菴由誓(豊島由誓)閲栢隠新甫(海老原新甫)撰米佛苣麿校『俳諧五元一覧』安政5年跋刊江戸時代和本俳諧書俳書俳句。寛文5年（1665年）6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年（1671年）には右大臣、さらに延宝5年（1677年）に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年（1690年）1月に関白に昇進した。324菊づくし!彩色着彩肉筆精写本 ■菊画本■ 全33図江戸明治時代粉本下絵草花絵入絵本図譜図案和本浮世絵ukiyoe古書古文書骨董古美術。近衛基熙は、寛文5年（1665年）から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
HP	近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。いてう本　偐紫田舎源氏全4冊　柳亭種彦　三教書院　国貞木版口絵。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。古文書掛装「陸奥白川御城主鑑」肉筆福島県白河市歴代城主太田行隆～松平基知 (資料和本。ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。古書菊地容齋翁画譜明治23年 1890年 [菊池容齋][菊池容斎]。