HOT ! 早い者勝ち 石田梅岩著『倹約斉家論』（延享元年刊） - 心學研究社 和書

■〈倹約〉斉家論［倹約斉家論］石田梅岩 勘平 石門心学 延享板B

【判型】半紙本2巻2冊。石門心学の石田梅岩（10.12生）名言から学ぶ「CSR」 | マイ。縦223粍。講座日本荘園史　全１０冊　網野善彦・石井進他編。

【作者】石田梅岩（勘平）作・序。【中古】 新自修英文典 (1963年)。

【年代等】延享元年5月序。春日井郡藤島村三十番神堂記録　庄屋黒印。延享元年9月初刊（［京都］小河新兵衛（玉山園）板）。【中古】 生野銀山と生野代官 生野代官より勘定奉行に対する禀伺とその回答 (1959年)。

【備考】分類「心学」。古事記大成　全９冊　久松潜一他編。『〈倹約〉斉家論』は、万人が生まれながらにして持っている、私心のない正直に立ち帰るための実践行としての倹約を説いた、梅岩の晩年の著作。浄土安心集 4冊揃 正保2年 江戸時代 仏教 浄土真宗 検）仏陀浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海親鸞法然密教禅宗臨済宗 古書和書古文書写本OP。上下2巻からなり、まず上巻は、梅岩が享保14年に開講してからの15年間を振り返り、日頃から門人に倹約を説いてきたが、その教えを長年受けてきた門人の有志が「家を治るは倹約が本」と得心し倹約の実践を誓い合ったことを紹介し、倹約に思いが至ったのは殊勝なことと讃える。北條時宗『小絵馬と俗信 正続』（全2冊揃）限定250部 昭和13-15年 旅の趣味会刊 肉筆画計3枚＋彩色木版画2枚入 郷土文化 郷土玩具。しかし、衣食住は人間の楽しみだから世間並みにすべきだとある学者が批判したのに対し、梅岩は今日の衣食住は奢りそのもので、町人が破滅するのも全て愚痴と奢りのためだと戒め、富裕な町人の伊勢参りや大坂での大火事の罹災者の話を引き、平和な社会で暮らせる御高恩を強調する。【中古】 健康家族新書 (1984年)。下巻は、儒書の講釈の際に、梅岩が袴着用を義務づけないのは非礼であり聖人の道を説くことを批判する者との問答から始まる。【中古】 イスラームの哲学者たち (1975年)。梅岩は、実意のない形式的な礼こそ非礼であり、誰もが気兼ねなく聴講するための配慮だと反駁し、「文学は末、身の行ひは本」という本末を見極めることが学問の要であると述べる。【中古】 ヘーゲル論理学入門 (1978年) (有斐閣新書)。続いて、門弟達が申し合わせた「倹約の序」を披露するが、これを批判する者との問答で、修身斉家のための倹約に身分の違いがないこと、名聞・利欲・色欲などの放心が不仁を招くこと、私欲に基づく吝嗇と正直に基づく倹約の違いなどを諭し、「倹約をいふは他の儀にあらず、生れながらの正直にかへし度為なり」と明言する。三疋猿　俳諧　各務支考。さらに、洪水の被害により売掛金が回収できず借金の返済もままならない商人の相談に対し、梅岩が「家財残らず売り払ひ、赤裸になり、借金を済さるべし」と助言した逸話から、「ありべかゝりの正直」を貫く意義を説き、梅岩が勧める「倹約」が単に衣服や財器のことではなく、「私曲なく心を正しふする」ことにほかならないと諭す。【中古】 西日本鉄道七十年史 (1978年)。なお、初板本（小河新兵衛板）刊記部分の書籍広告中に、「倹約斉家論 二冊 同（石田先生）撰 童蒙ノ為ニ四民日用家脩ノコトヲ平仮名ニテ記ス」と紹介する。【中古】 栄光の男たち コルビー元CIA長官回顧録 (1980年)。なお、初板本には下巻末尾の「門人蔵板」の記載がなく、明和5年板以降に付記された。【中古】 戸田城聖全集 第2巻 質問会編 (1982年)。

★原装・題簽付・状態良好（表紙やや摩滅）。☆E0162和本明治17年（1884）藤原秀郷伝記「秀郷事実考」全1冊/野中準/古書古文書/木版摺り。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、原装・題簽付が、2,000円（痛有）～4,000円（題簽痛・表紙痛・少虫損）】。【中古】 日高川 (1966年)。