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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
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京都の公卿・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵
自筆「源氏物語」の「匂宮(におうのみや)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。
原文は「源氏物語・匂宮の巻」として美しく描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。現在の今上天皇と系譜がつながっている。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。また、各巻ごとの書かれた年については不明。従って、応永五年とは、書き始めの年である。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。
出品した「源氏物語」は匂宮(におうのみや)の内容の要旨
「匂宮の巻」は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。昭和51/52年絃映社発刊。。(加賀藩)御役列御礼次第帳(分限帳) 得田彦九郎左衛門控へ。伊藤晴雨自画賛幅 伊藤晴雨。大蔵経講座 全24冊 境野黄洋他。蕪村筆 三十六歌仙。【中古】 川蒸気通運丸物語 明治・大正を生き抜いた利根の快速船 (1980年) (ふるさと文庫)。【中古】 草庭 建物と茶の湯の研究 (1968年) (筑摩叢書)。●極上和本YM1348●長崎聞見録[長崎見聞録] 広川 長崎及び異国風俗 地誌 ★ゆうパック着払い。【中古】 古絵図 特別展覧会図録 (1969年)。【中古】 原色沖縄海中動物生態図鑑 (1977年)。【中古】 平櫛田中作品選 (1973年)。【中古】 ある山村・農民 南良和写真集 (1972年)。【中古】 歩兵第十八聯隊史 (1964年)。【中古】 鬼伝説の研究 金工史の視点から (1981年)。版本「孫子活説 乾坤揃い」慶応乙丑(1865)年刻 犬飼松窗(儒学者 農業を重視する立場をとり三余塾を開校)著 書肆:僊松樓蔵 武経七書の一つ。【中古】 日本刀禅的鑑賞 (1973年)。書状。【中古】 生体による原子転換 (1962年)。f240502026〇彩色木版画 広重 富士三十六景 駿遠大井川 静岡県島田市 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。849【真筆】後藤象二郎 屏風捲り/幕末・明治の政治家 土佐藩士 大政奉還 明治維新 掛軸 古書画 消息 書簡。高安流太鼓 能楽 太鼓方 金剛流 序之巻 検索⇒高安道善 観世信光 四座役者目録 河内国 兵衛康季 大皮 鼓筒 調べ緒 手附 金春流 能楽書林。【中古】 鋳金・彫金・鍛金 (1975年)。説文古籀補 2308BKM061。【中古】 解放された世界 (1978年) (サンリオSF文庫)。【中古】 江戸科学古典叢書 42 大小御鉄炮張立製作.石火矢鋳方伝.気砲記.粉砲考.秘牀図 (1982年)。m350◆此事備忘記 上下巻 1冊◆写本◆東洋医学 漢方薬 俊篤夫 江戸期 中国医学 本草 薬学 医書 漢文@和本/古文書/古書。【中古】 科学の名著 1 インド天文学・数学集 (1980年)。【中古】 麒麟麦酒の歴史 続戦後編 (1985年)。【中古】 総説新約聖書 (1981年)。1931年 満蒙時局大観 検索⇒支那 中華民国 汪精衛 蒋介石 関東軍閥 憲兵 国民党 督軍 生写真 革命党 満洲 総督府 張学良 古建築 満鉄 事変。奇本!/[隔(カ)論・塩谷宕陰・安政6年・17丁]/松崎慊堂/江戸・愛宕山。古文書 和書 「西茨城郡神社職員録」 大正2年 茨城県 歴史資料 郷土資料 鹿島神宮 常磐神社 大洗磯前神社 (レターパックライト発送)。【中古】 折り紙の幾何学 (1979年)。【中古】 現代染織の美 森口華弘・宗広力三・志村ふくみ (1985年)。【中古】 池田大作宮本顕治人生対談 (1975年)。【中古】 CMにチャンネルをあわせた日 杉山登志の時代。【 古書 御公家鑑 】送料無料。【中古】 日本海軍潜水艦史 (1979年)。Mary A.Swift『理学初歩』(二冊)慶應3年 YEDO刊 江戸時代和本 江戸幕府「開成所」活版本 活字本 理科学書 物理学所。【木版画】元治元年7月19日より出火 京都大火災地図「通称どんど焼け」禁門の変2万7000世帯焼失 火災資料 災害資料古文書【224】。【中古】 日本英学風土記 (1979年)。【中古】 加藤和彦、安井かずみのキッチン&ベッド 料理が好きで、人生が好きで...生活エンジョイ派のメ4 (1977年)。ykbd/24/0520/ym180/pk310/A/10★三遊亭円朝講演 政談・月の鏡 落語/寄席/芸能/演芸/推理小説/明治文学。英著実事記 1冊 写本 琉球関係 検 お経写経写本唐本漢籍和本和書中国支那仏教真言密教密宗古本古書古文書漢詩漢文拓本医学漢方朝鮮。【中古】 相対論 (1972年) (共立全書)。【中古】 幾何入門 (1979年) (岩波全書 209 )。【中古】 大日本帝国憲法制定史 (1980年)。大宰府・太宰府天満宮史料 全19冊 竹内理三。【中古】 岩田専太郎名作画集 (1974年)。【中古】 ビヒモス ナチズムの構造と実際 (1963年)。国宝半井家本 医心方 全9冊。関八州細見之図。【中古】 思い出の日本軍歌集 軍歌・国民歌230曲 (1961年)。【中古】 沖縄・台湾・硫黄島方面陸軍航空作戦 (1970年) (戦史叢書)。【中古】 日本三大洋食考 (1973年)。【中古】 日本近代製鉄技術発達史 八幡製鉄所の確立過程 (1957年)。【中古】 新聞が見落としているレポ船の裏側 北方領土をめぐる問題の核心を衝く (1982年)。【中古】 琉球漆器 (1978年)。【中古】 植物生理学 下巻 (1951年)。【中古】 曹洞宗近代香語集 (1981年)。宋蘇軾墨蹟 珂羅版 原寸大 玻璃版 台北故宮法書 書道法帖 碑帖 碑刻 書帖 金石篆刻 拓片 拓本 コロタイプ 摩崖石刻 唐本漢籍。【中古】 草木染日本の縞 (1980年)。【中古】 ビルマの竪琴 (1953年)。【中古】 梅根悟教育著作選集 第7巻 問題解決学習 (1977年)。【中古】 有田の文様 9 深川製磁篇 (1976年)。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原 松平 書状 古文書 歴史的逸品。【中古】 小学校体育指導の問題解決 体力・技能を高め ねらいを果たすために (1964年)。【中古】 ゴヤ連作全版画展 気まぐれ・戦争の惨禍・闘牛技・妄 (1985年)。【中古】 重力 (1979年) (岩波全書 61 )。【中古】 ミュルーズ染織美術館 第1巻 フランスの染織 (1978年)。江戸期 印章大成 印譜 検索:金石篆刻 印存 書道 封泥 朱印 雅印 遊印 雅号印 石鼓文 金文 篆印 官印私印 将軍印 落款印 花押 支那 唐本漢籍。経本 集験道行者勧行集等3冊セット 纏め 検索 天台宗 勤行式 仏教 真言宗 寺院 宗教 仏具 お経。【中古】 松岡映丘の画稿帖 (1979年)。【中古】 身分制議会の起源と発展 (1975年) (歴史学叢書)。【中古】 世界の自動車 21 ロールス・ロイス (1971年)。西洋思想大事典 全5冊 フィリップ・P・ウィーナー。【中古】 南太平洋陸軍作戦 2 ガダルカナル・ブナ作戦 (1969年) (戦史叢書)。【中古】 きもの地の事典 (1974年)。【中古】 空間・時間・物質 (1973年)。【中古】 ちっちゃな淑女たち カミーユとマドレーヌの愛の物語 (1970年)。古刀上作銘鑑 限定1200部 1944年 検索⇒ 武道 武具 装身具 剣道 兵器 覆輪 武器 刀譜 武術 活人剣 武鑑 甲冑 弓箭 弓道 支那 武士道 殺人剣。【中古】 世界版画 5 カロとマニエリスムの時代 (1978年)。【中古】 アンドレ・ジイド全集 第15巻 贋金つくりの日記・文芸余論・偏見なき精神 (1951年)。藤原鉄乗選集 全5冊 藤原鉄乗。【中古】 流体物理学 (1978年) (共立全書 219 )。歌舞伎評判記集成 1期2期揃い 全22冊 歌舞伎評判記研究会。【中古】 神典 (1962年)。【中古】 西洋音楽教育史 主としてイギリスの民衆音楽教育 (1976年)。【中古】 反射望遠鏡の作り方 (1967年)。東洋文庫 1~530巻揃い+64冊 計594冊。【中古】 影の軍隊 「日本の黒幕」自衛隊秘密グループの巻 (1978年)。【中古】 ユーハイム物語 (1964年)。【中古】 ニコンF・ニコマートマニュアル (1969年)。【中古】 新手相術 (1963年) (入門百科叢書)。【中古】 注解刑法 (1977年)。鎌倉彫 原色版 美術図鑑 彫刻漆器 陳和卿 彫漆 堆朱 佛師 仏具 宋時代伝来 伝統工芸 茶器 手鏡 姫鏡 茶托 銘々皿 図版図録。【中古】 動物園学ことはじめ (1975年)。安田理深選集 全23冊 安田理深。【中古】 浅草 (1955年)。【中古】 日本の船絵馬 北前船 (1977年)。【中古】 前衛映画理論と前衛芸術 フランスを中心に (1970年)。【中古】 マルクス主義的価値論のための仮説 (1980年) (りぶらりあ選書)。【中古】 食虫植物 入手から栽培まで (1972年) (文研リビングガイド)。【中古】 魅惑の進水式 (1977年)。【中古】 ご飯 (1970年)。【中古】 国民百科事典 第3 4 (1961年)。1938年 支那読本 外務省情報部 検索⇒中華民国 汪精衛 蒋介石 関東軍閥 憲兵 国民党軍 督軍 生写真 革命党 満洲 総督府 張学良 古建築 租界。趙松雪 墨寶 観音殿記 唐本漢籍 尚古山房 書道法帖 趙文敏 趙子昴 碑刻 支那法書 金石篆刻 折帖 経折本 中華民国 書法 碑帖。【中古】 訓読説文解字注 金冊 (1981年) (東海大学古典叢書)。【中古】 東京歩兵第一聯隊写真集 歩兵第百一聯隊 (第一次・第二次) 及び独立歩兵第百九大隊 (1981年) (聯隊写真。稀少 明智旭述 妙法蓮華經綸貫 1冊揃 検索 仏教 妙法蓮華経 和本 唐本。【中古】 パウリ物理学講座 1 電磁気学 (1976年)。竹久夢二木版画装『弘田龍太郎作曲 童謡小曲選集』(16冊セット=第1~16集)昭和2-7年 京文社刊。【中古】 日本字デザイン (1959年)。【中古】 人間国宝木村雨山 (1977年)。【中古】 サン=ジョン・ペルス詩集 (1975年)。【中古】 恋文 林静一画集 (1984年)。【中古】 間違いだらけのクルマ選び 定本・基礎知識篇 (1978年)。【中古】 時代別古備前名品図録 (1973年)。【中古】 染料業界五十有余年 (1964年)。【中古】 現代のカリスマ 八島義郎と萬華の世界 (1984年)。【中古】 母だから女だから (1976年)。大島翠濤編『高田遊覧案内』大正12年刊(高田市)新潟県上越市史料。【中古】 聖パンプキンの呪文 (1979年)。【中古】 東海銀行史 続 (1982年)。【中古】 日本鳥類の生態と保護 (1951年)。【中古】 日本の時計 徳川時代の和時計の研究 (1942年)。【中古】 五分次郎 最上・鮭川の昔話 (1971年)。【中古】 Dスカルラッティ 鍵盤楽器の作品 (1971年)。1913年 現代支那名士鑑 検索⇒黎元洪 袁世凱 関東軍閥 孫文 黄興 溥儀 総督府南満鉄 馬賊 張学良 馬占山 生写真 古建築 中華民国 支那 帝国。東洋医学善本叢書 全40巻41冊 東洋医学研究会。戦前期 木版ポチ袋2種(計11枚入)「奉納人気俳優御祝袋」(5枚)+「松葉」(6枚)歌舞伎関連。【中古】 わが安売り哲学 (1969年)。【中古】 空手道型大鑑 (1978年)。【中古】 日本コーヒー史 (1980年)。【中古】 楽器の歴史 (1977年)。【中古】 日本甲冑図鑑 上巻 古代甲冑と大鎧 (1964年)。【中古】 うんすんかるた (1961年)。2C3-2「馬王堆漢墓帛書 1 整理小組/編 限定200部」老子甲乙本及巻後古佚書 中国書籍 龍渓書舎。【中古】 食虫植物の驚異 (1964年) (現代教養文庫)。【中古】 図説日の丸船隊史話 (1981年) (図説日本海事史話叢書 4 )。源氏物語」夢浮橋の巻 僧都、浮舟 桐壺天皇の皇子 八の宮の姫君。浄土安心集 4冊揃 正保2年 江戸時代 仏教 浄土真宗 検)仏陀浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海親鸞法然密教禅宗臨済宗 古書和書古文書写本OP。北條時宗『小絵馬と俗信 正続』(全2冊揃)限定250部 昭和13-15年 旅の趣味会刊 肉筆画計3枚+彩色木版画2枚入 郷土文化 郷土玩具。【中古】 健康家族新書 (1984年)。【中古】 イスラームの哲学者たち (1975年)。【中古】 ヘーゲル論理学入門 (1978年) (有斐閣新書)。三疋猿 俳諧 各務支考。【中古】 西日本鉄道七十年史 (1978年)。【中古】 栄光の男たち コルビー元CIA長官回顧録 (1980年)。【中古】 戸田城聖全集 第2巻 質問会編 (1982年)。☆E0162和本明治17年(1884)藤原秀郷伝記「秀郷事実考」全1冊/野中準/古書古文書/木版摺り。【中古】 日高川 (1966年)。定本 柄谷行人集 全5冊 柄谷行人。【中古】 現代ドイツ語の傾向 その統計学的・社会学的研究 (1982年)。【中古】 戦略基礎理論 戦略定義・力・消耗・逆転 (1980年)。徐カイ『説文解字篆韻譜』(四冊)桑林堂/中野啓蔵刊 江戸時代和本 唐本漢籍和刻本 古活字版の覆刻本 説文解字韻譜 中国五代十国時代。9e03265【古書】改悔文講義弾斥篇 全/佐々木徹周 著/明治時代/和綴じ/劣化強【メ便】。戸羽山瀚編『江川坦庵全集』(全3冊揃)昭和29-37年 江川坦庵全集刊行会刊 長谷川伸旧蔵書。【中古】 象徴哲学大系 3 カバラと薔薇十字団 (1981年)。【中古】 意味と必然性 意味論と様相論理学の研究 (1974年)。【中古】 陸軍航空兵器の開発・生産・補給 (1975年) (戦史叢書)。書跡名品叢刊 全209冊。『官刻孝義録』(26冊=巻之二十五~五十)江戸時代和本 印記「平沼氏図書」「福田文庫」(福田敬同あるいは福田敬園)。【中古】 翔べイカロスの翼 青春のロマンをピエロに賭けた若者の愛と死 (1978年) (翼シリーズ 3 )。海軍 雑誌 創刊号~ 23冊まとめて 大正15年 大日本帝国海軍 旭日旗 Z旗 観艦式 軍事資料 旧日本軍 ミリタリー 珍品 稀少品。【中古】 公文式算数の秘密 (1974年) (Kosaido books)。【中古】 第三十七期将棋名人戦全記録 (1979年)。【中古】 坂本式動物剥製法 (1977年)。古文書 書簡 徳川斉昭 八槻大善院宛て 江戸時代 福島県 棚倉町 歴史資料 常陸國 水戸藩 第9代藩主 徳川慶喜の父。【中古】 超積と超準解析 ノンスタンダード・アナリシス (1976年)。【中古】 古典力学の数学的方法 (1980年)。■『復刊地球ロマン』全6冊揃。異端偽史・空飛ぶ円盤・偽天皇・秘教・神代文字・綺想科学分野を嚮導する垂涎雑誌。第42帖。光源氏なき後の子孫とその縁者の後日談を書く。巻名は本文の「世人は匂ふ兵部卿、薫る中将と聞きにくく言ひつづけて」に因む。本来の題は「匂兵部卿(におうひょうぶきょう)」で、「匂宮」は略称。匂宮は元服して兵部卿となり、紫の上の二条院を里邸としている。夕霧は匂宮を婿にと望みもするが、自由な恋愛を好む当人にはその気がない。その夕霧は、落葉の宮を六条院の冬の町に迎え、三条殿に住まう雲居の雁のもとと一日交代に月に十五日ずつ律儀に通っている。六条院は、今は明石の中宮の子たちの大半が住んでいる。夏の町に住んでいた花散里は二条院の東の院へ、女三宮は三条宮へそれぞれ移っている。一方薫は、冷泉院と秋好中宮に殊更に可愛がられ育てられ、元服後は官位の昇進もめざましい。しかし、漠然ながら自分の出生に疑念を感じていた薫は、人生を味気なく思い、悶々と出家の志を抱え過ごしていた。不思議なことに、薫の体には生まれつき仏の身にあるといわれる芳香が備わっていた。匂宮は対抗心から薫物(たきもの)に心を砕き、このため二人は世間から「匂ふ兵部卿、薫る中将」と呼ばれる。薫20歳の正月、夕霧は六条院で賭弓(のりゆみ)の還饗(かえりあるじ)を催した。匂宮はもちろん、薫も出席し、華やかな宴となる。
「匂宮(におうのみや)」自筆原本の上部には、原本自筆上部に匂宮(におうのみや)」には、「春帰留不得紫藤花下着漸黄昏」《花帰りて留(とど)め得ざるを紫藤の花下(かか)漸(ようや)く黄昏(こうこん)》という漢文の篆書印が押捺されている。言葉の意味は、「帰りゆく春を留めることはできない。紫の藤の花のもと、次第に深まるたそがれ」である。「匂宮」の巻の原文には「春の花の盛りには、けに長からぬにしも、おほえまさるものとならん」と記されております。解読すると「春の花の盛りには、いかにも久しからぬもの、それゆえにこそ、かえってもてはやされるというものである」となる。源氏の君をとりまく人々、特に六条院の紫の上の面影をおりにつけ思いだしている。特に源氏の君と女三の宮の子・薫の君は紫の上の面影をいつも心の底に刻みこまれている。篆書印の詩文は、この原文と白楽天の心情を重ね合わせたものと推定される。特に紫の藤の花を篆書の中に入れているのは、白楽天の詩文をよく読みこんでいることがわかる。紫式部が「匂宮」を書くに際し、白楽天の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかるし、篆書印を押捺した人も白楽天の漢詩に精通していたことを伺い知ることができる。詳細な理由は下記説明欄に記載(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」匂宮(におうのみや)の巻》
「匂宮」の巻は英文で「His Perfumed Highness」と表記されます。
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)
「自筆原本」
自筆右下2つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。
《「源氏物語」匂宮(におうのみや)の巻》
《「春帰留不得紫藤花下着漸黄昏」《花帰りて留め得ざるを紫藤の花下(かか)漸(ようや)く黄昏》という篆書印が押捺されている。言葉の意味は「春の花の盛りには、いかにも久しからぬもの、それゆえにこそ、かえってもてはやされる」というものである。この漢詩は「白楽天の文集」に由来するものです。》
《こと(事)にふ(触)れ》・・・・ても、人のありさま(有様)を
聞き見奉るに、けにいとなへてならす、心にくゝゆえしき
御もてなしかき(限)りなきを、おな(同)しくは、けに
かやうならむ人をみ(見)んにこそ、い(生)けるかき(限)りの
心ゆくへきつまなれ、と思ひなから、大かたこそへた(隔)つる
事なくおほ(思)したれ、姫宮の御かた(方)さまのへた(隔)ては、
こよなくけ(気)とお(遠)くな(慣)らはさせたま(給)ふも、
ことわりにわつらはしけれは、あなかちにもまし(交)らひ
よ(寄)らす、もし心より外の心もつかは、我も人もいとあしかるへき
こと(事)、ゝ思ひし(知)りて、ものなれよ(寄)ることもなかりけり。
わ(我)かかく人にめ(愛)てられんと、・・・・・《なり給へる》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。
《「源氏物語」匂宮(におうのみや)の巻》
《薫の君の御元服・右近中将に昇進》
《冷泉帝と秋好中宮・薫の君を大切にし急ぎ昇進させる》
《十九歳の薫の君・実父を柏木と知り悲哀と鑑賞にひたる》
《匂う中将(今上帝の皇子・匂宮、薫る中将と並び称される》
《十九歳の薫の君・帝(今上天皇)や后(秋好中宮)に大切にされる》
《中将(薫の君)は、三の宮(今上天皇の皇子・匂宮)が
年のたつにつれていよいよご執心でいらっしゃるらしい冷泉院の
姫宮(前冷泉天皇・冷泉院の女一の宮)の御あたりを見るにつけても、
同じ院の内で明け暮れお出入りしていらっしゃる
ので、》・・・・何かの折に、そのご様子をお聞きしたり拝見したりすると、
(薫の君)「噂どおりほんとに並み一とおりでなく奥ゆかしく、
よくおできになっていらっしゃる御物腰は申しぶんがない。
同じことなら、いかにもこのような方と連れ添うのが、
生涯楽しく暮らしてゆくことのできる頼りとなるのだろう」
とは思いながらも、そのほかのたいていのことは分け隔て
あそばすことなくかわいがってくださるものの、
姫宮(前冷泉天皇・冷泉院の女一の宮)の御方との隔てだけは
常にこのうえもなく遠ざけていらっしゃる、それももっともな
ことだし、またやっかいな気もするので、無理におつきあいを
求めて近づこうともしないでいる。
もし、予想もしなかったような気持が起こってきたなら、
こちらにとってもあちらにとってもまったく不都合な結果になるだろう、
そのことがよくわかっているので、世なれたふうに近づくこともないのであった。
中将(薫の君)ご自身が、こうして人に
もてはやされるために・・・・・《生まれてこられたような人柄なので、
ちょっとしたかりそめの言葉をおかけになった女も、
まったく相手にしないというような気持ではいられなくて
すぐさまなびいてくるというふうだから、しぜんに、
その時々の通り一遍の通い所も数多くなる。》
備考・「源氏の君」は、准太上天皇であったため、薫の君は、源氏の君の子として皇子(みこ)と同じ扱いになる。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。
《His Perfumed Highness(匂宮)》
All of it suggested that she was a very unusual lady,
indeed a lady in whom, were he interested in marriage himself,
he might find the most fascinating possibilities.
In all else completely open and unreserved,
the Reizei emperor chose to surround his daughter
with stern barriers.
Kaoru thought this not at all unreasonable of him,
and made no effort to force his way through.
He was a very prudent young man who did not choose
to risk unpleasantness for himself or for a lady.
Because he was so universally admired,
ladies were not on the whole disposed to ignore his notes.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《匂皇子(匂宮)》
他想:“欲娶妻,但得如此一人做伴,可以身无憾了。”
冷泉院薰中将,在一般事情上,他毫无隔。
惟有大公主的居,防范非常。原是理之当然。
薰中将深恐惹事,并不求近。他想:
“万一生了意外之事,己人都很不利。”
因此并不去近。只是他生来相貌人喜,
所以他一个女子只要略有几句言,
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
左の写真が「源氏物語」匂宮の巻の末尾(原本番号15-A)の押印。
写真左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。冬姫は内大臣・通誠の養女。
冬姫は通称。正式な名は伊達貞子。
左上の篆書体は、「養在深窓人未知」(養われて深窓に在あり 人いまだ識らず)という篆書印が押捺されている。言葉の意味は、「良家の娘だから深窓の令嬢として育ったのでしょう」という篆書印の内容です。
篆書体右の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(匂宮の巻)MRI 42―11B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「国宝・囲碁をする今上帝と薫の君」の資料
下記写真は、囲碁をする今上帝(今上天皇)と薫の君。右端の上が今上帝(今上天皇)、右下が薫の君。左は天皇お付の女房たち
上記絵巻は、囲碁を楽しむ今上天皇と薫の君。
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。
《「春帰留不得紫藤花下着漸黄昏」《花帰りて留(とど)め得ざるを紫藤の花下(かか)漸(ようや)く黄昏(こうこん)》という篆書印が押捺されている。言葉の意味は、「春の花の盛りには、いかにも久しからぬもの、それゆえにこそ、かえってもてはやされる」というものである。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。撮影後、展示のために再表装をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。母は後水尾天皇皇女女二宮。実母は近衛家女房(瑤林院)。幼名は多治丸。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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